対馬の最南端、豆酘崎~そもそも豆酘ってなんて読むの?~
釣りが好きで、もっと釣りをしたい、いろんな魚を釣りたい!そんな気持ちだけ(勢いだけ)で仕事を辞めて福岡から対馬に移住してきた夫婦です。
釣り中心な生活で、あまり対馬観光的なことは知らないけど、対馬内の漁港に関しては結構知ってる方だと自負してます。とはいえ、まだまだ行ったことない地域(漁港)もあるので今後も探索して開発して行こうと思ってます。との地域の形状と波の状況は大事な部分なので、開発の相棒はGoogleマップとタイドグラフです。対馬歴が浅いので付け焼刃的知識で間違ってることもあるかもだけど、頑張って勉強しながら更新していきまーす
豆酘の読み方
豆酘崎は、長崎県対馬市の南端に位置する景勝地です。その地理的特性と歴史的重要性から、対馬を代表する観光スポットの一つとなっている。
それよりなにより豆酘って読める?ちなみに私は最初口にはしてないけど「トウズ」と読んでました。正解は「つつ」なかなか一発で読める人っていないと思う。そんな難読地名にある豆酘崎について書いていく
地理的特徴
豆酘崎は対馬の最南端に位置している。この地理的位置は、古くから日本と朝鮮半島を結ぶ重要な航路上にあったことを示しています。岬の周辺は荒々しい岩場が広がり、日本海の荒波が打ち寄せる壮大な景観を楽しむことができます。特に夕暮れ時には、水平線に沈む夕日が美しく、多くの人を魅了しています。
夕陽の時間帯にはあまり行ったことないけど、早朝に朝日を見に行ったことはある!
豆酘崎から見える荒々しい岩場は、いいロックフィッシュスポットなのよねー。当然ながら船でしか行けない場所だけどね。
歴史的意義
豆酘崎は古くから日本と朝鮮半島との交流の要所として重要な役割を果たしてきました。豆酘崎もその歴史的文脈の中で重要な位置を占めていたらしい。この地域では、古代から中世にかけて海上交通の安全を祈願する祭祀が行われていたと考えられています。これは、対馬が東アジアにおける航海や交流、祭祀の重要な拠点であったことを示しています。
観光スポット
豆酘崎灯台
豆酘崎の象徴的な建造物である灯台は、1920年に建設されました。白亜の塔身が青い空と海に映えて美しく、多くの写真愛好家に人気のスポットです。灯台からは360度のパノラマビューを楽しむことができ、対馬の自然の雄大さを体感できます。
私はその日に当たったことはないんだけど、ビューが楽しめるということは開放されることがあるのだと思う。私が行くときはいつも閉まってます。。。
豆酘崎公園
灯台周辺には整備された公園があり、遊歩道や展望台が設置されており、ここからは、日本海の荒波と対馬の豊かな自然を一望することがでる。春には桜の名所としても知られ、多くの観光客が訪れているようです。
たしか、この公園の近く辺りから下の磯に下りれたはず。少し前の釣りハックの皆さんも来てたけど、毛虫がすごくて途中で引き返してた場所。実際にフラッと立寄った時に、遠征できてる人がいて我慢できずに話かけたわけよ
私でもその磯にいけますか?
遠征で来ていたお兄さんは少し考えて
・・・。行けるかな 崖に張り付きながら降りていかないといけないけど
いや、普通に無理だろってお互いに笑ってた。釣り人はいい人が多いなー
下に降りていくにはいくつか道がある。ちなみに、お兄さんと話したのはここではないもっと自然を体験できそうな場所から降りていく道である。
自然環境と生態系
豆酘崎周辺は豊かな自然環境に恵まれており、多様な動植物が生息しています。対馬固有の植物や、渡り鳥の中継地点としても重要な役割を果たしています。海岸線では、磯釣りを楽しむ人々の姿も見られます。季節によっては、メジナやクロダイなどの魚が釣れることがあります。また、青物やヒラスズキを狙って来る人も多い場所です。
アクセスと観光情報
豆酘崎へは、対馬空港や厳原港から車で約1時間弱かかります。公共交通機関の本数が限られているため、レンタカーやタクシーの利用が便利です。ただ、豆酘崎付近の案内看板の矢印がどっち指しているかよくわからなくて、私は一度逆に進みました💦あれは改善されているのだろうか、、、
観光シーズンは春から秋にかけてが最適で、特に5月のゴールデンウィークと10月の紅葉シーズンは多くの観光客で賑わいます。秋にはアキマドホタルという対馬のみに生息しているホタルもいるそうな。冬季は強風や荒波のため、注意が必要です。
地域振興と課題
対馬市は豆酘崎を含む自然資源や歴史文化遺産を活用した観光振興に力を入れています。特に、「国境観光」という新しい観光モデルの構築を目指しており、豆酘崎はその重要な拠点の一つとなっているが、なかなか整備が進まないという印象を持っている。豆酘崎は展望所があるのだけど、現在は立入り禁止となっている。理由としては、波と風の浸食で展望所が崩れてきていて危険なので立入り禁止となっている。
一方で、過疎化や高齢化といった地域課題も抱えており、持続可能な観光開発と地域振興のバランスを取ることが求められている。豆酘にはまだ小学校があるので子ども達もいるけど、学校はどんどん統合されていってるのみると、子どもの数って本当に少ないんだなって思う。私の地元なんて最近また子どもが増えて教室が足りないって状況になってるのに。
今回の学び
豆酘崎は、対馬の自然美と歴史的重要性を象徴する場所であり、日本と韓国を結ぶ地理的位置にあり、両国の文化交流の歴史を感じさせると同時に、壮大な自然景観を楽しむことができる貴重な観光資源の場所である。
ただ、整備されていない(できない)部分も多数あり多くの課題ももっている。今後も、地域の環境保全と観光振興のバランスを取りながら、この魅力的な場所が多くの人々に親しまれ、整備が進むことを期待しています。