コミュニティ大工のイベントに参加してみた話①
釣りが好きで、もっと釣りたい、いろんな魚を釣りたい!そんな気持ちだけ(勢いだけで)仕事を辞めて福岡から対馬に移住してきた夫婦です。
対馬で暮らしていくにあたって今住んでいるところは家賃が高いので、もう少し安く住める場所へ引っ越し予定。引っ越し先は多少修繕が必要なお家なので貧乏夫婦がDIYをしながら新たな生活に向かい頑張っていく様子を書いていきます。
失敗することも多いだろうけど暖かい目で見守ってください。
ファイナル?イベント
これまでにコミュニティ大工も書いてきたけど↓研修時の話
対馬にも来てもらってイベントを行っていたのです。これまでに2回行っていて、今回がファイナルと称して3回目のイベントです。
今回は最後にふさわしく10日間の長丁場!
第1回目からフル参加してると言われる私ですが、正確にはフルではない。
別の仕事で途中で帰ったり、仕事の用事終わらせて途中から参加したり。ただ、全日参加しているということでは間違いない。
イベント会場までの道のり
イベント会場は上対馬。私が住んでるのは下対馬。
会場までは1時間半、往復3時間を10日間、、、
さすがに無理なので、初日以外は施主さんの家にご厄介になってました。
ということは、昼ごはんと夕ご飯付き、宿泊無料でイベント参加してたことになるw
しかも釣りができる漁港近く=天国
ずっとこの生活でいい、そう思ったのは最初だけ、最後の方には朝早く起きて釣りに行くのはきつくなってた笑
今回の作業
壁造り
壁造りが行程表に入っていたのだけど、壁?どこの?って思っていたらココだった
イベント初日10時から開始だけど、準備もあるだろうからと思って9時には現地に着くようにと行ったけど、着いたらもう始まってたw
そして、ここの部分の壁があいてた。2階の部屋の壁から、1階の部屋の屋根の構造がよく分かる。
そして驚くべきことにここの壁、うっすいベニヤ1枚だけで作られてた。
穴が空いてない場所の壁も同じ構造なので冬は極寒なことが容易に想像できる。というわけで、今回はこの1枚の部分だけになるけど、壁を作っていく
まずはグラスウールを詰め込んでいく。出来るだけ隙間が空かないように黙々作業。グラスウールはタッカーでとめていきます。このタッカーが手動式?っていうのかな、結構な力で握りこまないといけなくて、握力20以下の私は一苦労(いま握力の平均ってどれくらいだろうと思って調べてたら、握力低いと早死にって書かれてて鍛えようと心に決めた)
上の段には石膏ボードを固定。
イベント参加者はインターナショナル!たしかスペイン?からの留学生(対馬ではインターンとして来ていた)だったような、、、見た目とは裏腹にみごとなまでに綺麗な日本語を話される方でした。
下には腰壁を付けてとりあえず完成!
腰壁には野地板を利用、スペーサーを作って可能な限り均等な隙間を開けながらの取り付け
私が壁造りを主に担当してたので、自分の作業は自分で撮れなくて完成写真のみ
ちなみにこの部分は襖だった場所を壁に作り替えた。私は枠を作っただけ
この壁の柱の上部の取り付けが非常に辛かった。インパクトは重いし、柱は重いし、腕をプルプルさせながらビスを打ち込んでました。握力だけではなく、基本的に力がない。
まだ途中だけど、こんな感じで壁と棚が作られてました。
壁貼り
次にしたのは、1階トイレの場所の壁貼り。グラスウールを付けて合板の貼り付け。
建物が歪んでいるので、隙間に合わせて合板をカットしていくのが難しかった。
上部には野地板貼り付けていって今回はここまで
この合板部分は後々居住者さんが棚を作ったりするらしく何もせずにこのまま。
上部に板を貼る時にはきちんと垂直を取りながら作業をすることをおススメします。←数枚貼ったとこで斜めってることに気が付いた人
本当は一気に書こうかと思ってたけど、思ってる以上に写真があるので分けて投稿
今回の学び
- 壁造りは資材を支える力が必要
- 壁造りは資材を支え続ける力が必要
- 寒い部屋は床だけではなく壁も疑え
- 自分が切った木材が隙間にピッタリをハマった時の達成感は格別
- 家が傾けば壁も傾いてる
- 信じられるのは水平器