床張り準備編、根太とか断熱材の貼り方とか

釣りが好きで、もっと釣りたい、いろんな魚を釣りたい!そんな気持ちだけ(勢いだけで)仕事を辞めて福岡から対馬に移住してきた夫婦です。
対馬で暮らしていくにあたって今住んでいるところは家賃が高いので、もう少し安く住める場所へ引っ越し予定。引っ越し先は多少修繕が必要なお家なので貧乏夫婦がDIYをしながら新たな生活に向かい頑張っていく様子を書いていきます。
失敗することも多いだろうけど暖かい目で見守ってください。
根太のサイズを考える
畳のサイズは一般的に55ミリ、これは荒床から敷居ビタまでのサイズ。
カフェ板は30ミリ。
荒床を剥がさずに貼ることもできるのだけど、今回の荒床に関しては行先が決まっていて外さないといけない。
荒床をはずして根太から敷居までのサイズは75ミリということは単純に考えて45㎜の根太を使えばよいということになる(のかな)
床板の貼り方を考える
今回貼るのはカフェ板ということは決まっている。そのために可能な限り軽バンにカフェ板を積み込んできたのだから。

床の貼り方は大まかに2種類ある
この2種類を簡単に説明していく
捨て貼り
床の下地として薄い板(捨て貼り用の合板など)を一度全面に敷き、その上に仕上げ材(フローリングやカーペットなど)を貼る方法
メリット
- 仕上がりが綺麗
下地が安定するため、フローリングや仕上げ材の見た目が均一になりやすい - 防音性・断熱性の向上
捨て貼り用のパネルがクッションとなり、音や温度を伝えにくくなる - 施工が簡単
広い面積でも比較的スムーズに作業が可能 - 床の強度が上がる
二重構造になるため、強度があがる
デメリット
- 費用
捨て貼り用の材料費や手間が多くなり、コストが高くなる - 湿気対策が必要
下地と仕上げ材の間に湿気がこもるとカビや劣化の原因になる
根太張り
床を支えるための「根太(ねだ)」という細長い木材を一定間隔で並べ、その上に床材を直接張る方法。
メリット
- コストが抑えられる
捨て貼りをしない分、材料費や手間が減り、安く施工できる - 軽量化
構造がシンプルになるので、床全体の重量を抑えられる - 通気性がよい
床下に空間ができるため、湿気がこもりにくい
デメリット
- 施工が難しい
根太の間隔が不均一であるため、床材がたわむことがある - 防音性・断熱性が低い
捨て貼りに比べて音や温度が伝わりやすい - 施工に手間が必要
根太の設置や水平の調整が重要で初心者には難しい場合も
選んだ貼り方
リビングとして使う部屋はかなり重要な部屋になるんだけど、私たちが選んだのは「根太張り工法」
選んだ理由
どうして難しいと言われる根太張りを選んだのか。
- 費用削減したい
- その分断熱に資金投入
- 傾きはほぼなかった
- 床材にカフェ板を選んだから
カフェ板は厚みがあるので合板はらなくても強度は十分なのでは?という理由です。
ただ、このカフェ板を根太張りで貼っていくということはなかなか大変でした。これはまた今度お話しするとして
床張りの下準備開始

とりあえず床を剥がしてしまったので根太を張っていく。
本来ならば根太を張って、根太が終わったら断熱材をサイズ合わせて切っていくということが多いだろうけど、まず、断熱材を切って、断熱材に合わせて根太を張るという方法を取ってみた。
これが簡単だという動画をみたからである。

とりあえず、一部が貼れた。
根太の間隔がまちまちなのは、張る予定のカフェ板に合わせて調整した結果です。
写真を見ると結構広く開いてる部分があるけど、基本は30ピッチで広いとこでも40位のピッチになってるから特に問題はないと思う。
断熱材はこのままでは落ちてしまうので、落ちないようにゼットピンで固定、隙間風撲滅として隙間を気密テープでふさいでいく

あともう一息な感じのとこまできた。
何故か旦那氏が床張りにはやる気を出してせっせと働いてくれた。
私は隙間風撲滅委員として気密テープを張っていったり、試しにカフェ板並べてみたりしてパターンを考えていた

そんなこんなで、全ての根太と断熱材と気密テープが完了。
青い断熱材はスタイロで、肌色っぽいのはカネライト、断熱材を切っていた旦那氏曰く、カネライトの方がみっちり詰まってる感じがしたとのこと。だたし、カネライトは30㎜、スタイロは25㎜だったので本当にそうだったのかは怪しいところである。
今回の学び
- 大量に余ったZピンの活用方法に悩む、注文は計画的に
- 気密テープが足りなく2度補充に行く、買い物は計画的に
- 根太は長くなるとそりが激しいものが増える
- 断熱材は切る方向(縦横)を変えると節約になることも(あまりが少なくなる)