DIY

建築基準法が改正されるので、自身の勉強も兼ねてこれからDIYしようとする人へ注意すべき点とか書いていく

しまれぽ

近年、建築基準法が改正され、建物の安全性や環境性能に関する基準がより厳格になりました。これにより、リフォームを計画する場合、以前よりも注意が必要な点が増えています。本記事では、建築基準法の主な変更点を解説し、リフォーム時に特に気をつけるべきポイントを詳しくお伝えします。

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建築基準法の主な変更点

1. 耐震基準の強化

地震による被害を減らすため、耐震基準がこれまで以上に厳しくなり、新築だけでなく、大規模なリフォームや増改築にもこの耐震基準が適用されます。

具体例:

  • 壁や柱を取り払うリフォームを行う場合、その変更が建物全体の耐震性能に影響を与えるか確認が必要。
  • 古い家をリフォームする際には、現行の耐震基準を満たすように補強工事が必要になることがあります。

2. 省エネ性能基準の義務化

建物の省エネルギー性能を向上させるため、一定のリフォーム工事にも省エネ基準が適用されるようになった。特に断熱性能や窓の仕様に関する基準が強化されている。

具体例:

  • 窓を交換する場合、断熱性の高い二重窓やペアガラスなど、省エネ基準を満たす製品を使用する必要がある。
  • 屋根や外壁のリフォーム時には断熱材の選定が重要になる。

3. 用途変更の規制強化

自宅を店舗やオフィスとして使う場合、建物の用途を変更する手続きが必要です。最近の改正では、用途変更に伴う防火基準や避難経路の確保に関する規制が強化されている。

具体例:

  • 自宅の一部をカフェやサロンとして使う場合、建築確認申請が必要なケースが増えてきているらしい。
  • 防火設備や避難経路の基準を満たすための追加工事が求められることがある。

4. 既存不適格建築物への対応

過去の基準に基づいて建てられた建物(既存不適格建築物)でも、リフォームや増改築を行う際には、最新の建築基準法を確認し、それを満たす必要がある。

具体例:

  • 古い木造住宅をリフォームする際に、耐震補強や防火性能を向上させる工事が必要になることがある。
  • 道路後退(セットバック)が求められる場合、敷地が狭くなる可能性がある。

リフォーム時に注意すべきこと

1. 建築確認申請が必要か確認する

リフォームの規模によっては、建築確認申請が必要になる場合があります。以下は、申請が必要になる主なケース

  • 増築(建築面積を広げる)場合。
  • 柱や壁を取り外すなど、構造に影響を与える改修工事を行う場合。
  • 用途を変更する場合。

アドバイス:

  • 申請が必要かどうか分からない場合は、自治体や建築士に相談するのがおすすめです。

2. 耐震性能のチェック

特に古い建物をリフォームする場合、耐震性能が現在の基準を満たしていない可能性があります。リフォーム前に耐震診断を受けることをおすすめします。

アドバイス:

  • 壁や柱を撤去する場合は、耐震性を損なわないようにするため、建築士や構造の専門家に相談した方がよい。

3. 省エネ基準を考慮した材料選び

リフォームでは、使用する材料や設備の選定が非常に重要です。断熱材や窓、照明器具など、省エネ基準を満たす製品を選ぶことで、建築基準法への適合だけでなく、光熱費の削減にもつながります。

アドバイス:

  • 補助金や減税制度を活用できる場合もあるので、地域の支援制度を確認しておきましょう。

4. 専門家のサポートを受ける

建築基準法の内容は専門的で複雑な部分が多いため、建築士やリフォーム業者などの専門家に相談することが重要です。

アドバイス:

  • 自分でできるDIYリフォームでも、今後に関しては、構造に関わる工事や法的手続きが必要な場合は、必ず専門家の助けを借りましょう。

まとめ:リフォームを成功させるために

建築基準法の改正によって、リフォームを行う際には法規制により多くの注意が求められるようになりました。しかし、これらの規制は安全性や快適性を向上させるためのものでもあります。事前に法規を確認し、必要に応じて専門家に相談することで、安全で合法的なリフォームを実現しましょう。

今回の学び(疑問)

  • なんだか色々とみてみたけど、肝心な部分がよくわからない
  • 2階建て以上、延床200㎡以上の建物に関してはDIYに関しても確認申請が必要に?
  • 都市計画区域外でも適用されるものが増えた?
  • そもそも、大きな建物に関してはDIYするということが難しくなるのでは?
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