2024.07.01 2024.07.01

竜宮伝説の残る神秘の海中鳥居を訪ねて：和多都美神社の魅力を紹介

しまれぽ

対馬市豊玉町にある和多都美神社は、その美しい海中鳥居と豊かな歴史から、多くの観光客や信仰者に愛されています。対馬に来た人にどこに行ってみたい？って聞くと必ずと言っていいくらいに和多都美神社の名前が出てくる程なのです。
このブログ記事では、和多都美神社の基本情報、歴史、見どころ、アクセス方法、そして訪れる際のポイントを紹介

※少し前に紹介した神話の里自然公園

和多都美神社

対馬も含め九州各地や周辺離島は神話の舞台とされている場所も多く、神話の時代から残るとされている由緒正しい神社があちこちに存在している。こちらの和多都美神社は竜宮伝説の残る神社として有名な神社である。
そして、最近ではゴーストオブツシマの「雲日神社」のモデルになっているとされている。そのためか令和2年台風10号で倒壊した大鳥居再建プロジェクトのクラファンではゲームファンからの寄付も多く集まり、スタートからわずか5日で目標金額到達し、最終的には542％の2700万円に到達していた

地図

和多都美神社の基本情報

所在地：長崎県対馬市豊玉町仁位55
御祭神：豊玉姫命（とよたまひめのみこと）、彦火火出見尊（ヒコホホデミノミコト）
駐車場：あり
拝観料：裏参道の拝観料：1人/100円

竜宮伝説の残る鳥居

一番有名といっても過言ではない鳥居。本殿の正面には５つの鳥居、そのうち2つは海中にそびえ、満潮時にはまさに竜宮城の入口を思わせるような神秘的な雰囲気をかもし出す、また干潮時は歩いて鳥居までいくことができる。写真は干潮に向かっているか、干潮から満潮に潮が動いているときかなんとも微妙な感じの時間帯でした。そして、逆光気味でうまく写真が撮れなかった。写真の技術向上をしばらくの目標として生活していきます。

三柱鳥居の磯良恵比須

三柱鳥居（みはしらとりい）に囲まれるようにして鎮座するうろこ状の岩は宮司であった安曇磯良のご神体石と伝えられている。潮が引いている時間帯だったので、ご神体が見えてますが、満潮時は海の下に隠れちゃいます。杜家の一つで会った山上家の命婦が津波からこのご神体石を守ったという逸話があり、別名「山上恵比須」とも言われている。

三柱鳥居とは

三柱鳥居が気になったので調べてみた
三柱鳥居とは日本の神社に見られる独特な形状の鳥居で通常の二柱の鳥居とは異なり、三つの柱が組み合わさって三角形の形を形成している。三柱鳥居は三本の柱が三角形をなすように決定し、その上に三本の横木が渡されている。この構造は三方向全てに対して開かれた入口を持つことを意味し、それぞれの柱が自ら支え合う形になっている。

三位一体：三柱鳥居は、神道における三位一体を表すことがある。これは三つの要素が互いに支え合い、一つの調和を構成するという意味
安定と調和：三つの柱が互いに支え合う構造は、安定と調和を象徴している。これは共同体や家族などが互いに支え合って立つことを示唆している。
多面的な視点：三方向に開かれた鳥居は多様な視点や方向からのアプローチを象徴しており、これにより開かれた心と多角的な思考を促す

三柱鳥居の形状に意味に関しては様々な説があし、まだまだ謎のままになっている。和多都美神社の三柱鳥居は海の中（潮の満ち引きで変わる）であるが、全国的にも三柱鳥居は遊水地の上に立っていることが多い。そのため湧水を神格化した意味があるとも言われ、宇宙の神々を意味すると考える人もいる。未だに謎多き三柱鳥居、現地で想像を巡らすのも楽しいかもですね。

裏参道

裏参道に入るには拝観料が必要となる。拝観料を払って奥に進むと今までの空気と全く違ってくることに気が付くと思う。原生林の中を通っていくのだが、綺麗に手入れをされすごく神聖な空間というイメージがぴったり。少し進むと豊玉姫の墳墓と称されている夫婦岩がある。こちらに関しては撮影禁止
和多都美神社に来た際には是非、裏参道に入ってもらいこの神聖なパワーを感じ取ってもらいたい！しょあぶっくさん前に仕事で対馬に来た時、上司と2人でゴーカートに乗るんじゃなくて和多都美神社に来ればよかったとつぶやいてた。おっさん2人でゴーカートに乗るなんて、、、

最後に

少し前から世間を騒がしている和多都美神社。目立つと糾弾される日本社会、意見を言うとあの人は、、、とか言われがち。自分自身が思っていても、目立ちたくないから後ろに隠れて優勢になるまで待ってる。そして、優性になったら自分もそう思ってたとしゃしゃりでる。
ニュース見た時にまた同じことが起こるのかと思ったら世間の人たちは肯定的だった。島内での反応と島外での反応が違いすぎてたけど、島外の反応で意見を変える人が出てくるのだろうか。どこの国の人ってのは関係なく、神聖な場所になるのでマナーを守ることが出来ない人はお断りされてもしょうがないよねと思っている、あくまでも個人的意見