ヤギ

冬に備えてヤギのための干し草づくり体験記

しまれぽ

対馬という離島に移住して、自然は沢山あるのにふれあえる動物が極端に少なくて驚き、離島=ヤギのイメージだったのに、対馬にはヤギが全然いなくて、なら自分で飼っちゃおうと楽観的な動機から、でも飼うならしっかりと勉強して、準備も整えてからと2025年5月末に2頭のヤギをお迎えしました!ヤギを飼うと決め色々情報収集してる時に気づいたこと、ヤギを飼っている人はみんな「ヤギはいいよ〜」とニコニコと話すこと。島でも少しずつヤギ飼いが増えてきててネットワークも出来てきた!みんなで一緒に幸せなヤギライフを目指しましょう!!

ヤギの冬の餌はどうする?

ヤギは本来、草を食べて暮らす動物。春から秋にかけては新鮮な青草が豊富にあるので特に気にしなくてもいいのだけど。でも、冬になると草は枯れてしまい、放牧だけでは必要な栄養をまかなえなくなるということ。

そこで必要になるのが「干し草(牧草)」
干し草は保存がきくので、冬の餌としてヤギ飼育には欠かせないもの。市販の牧草を購入する方法もあるけど、島暮らしの我が家にとってはコストもかかるし、運搬も大変…。そこで、身近な草を利用して自家製の干し草作りに挑戦してみることにした

干し草づくりに必要なもの

最低限そろえておきたいのはこの2つ。

  • 草刈り機(または鎌)
  • 天日干しできるスペース

我が家ではマキタのバッテリー式草刈り機を愛用しています。ピンク色のモデルを使っているのですが、これは「女性だからピンクを選んだ」わけではなく(笑)、その時ピンクしか在庫がなかったから。

ピンクの草刈り機

軽くて扱いやすいのですが、バッテリーの持ち時間が短いのが難点。でも、充電の合間に草を集めたり、ヤギの様子を見たりできるので、結果的には良い休憩サイクルになっているのではと思うようにしている。

草刈り機で刈った草は食べる?

実は最初に困ったことが。。。
ヤギに草刈り機で刈った草をあげても、まったく食べてくれない。

特にこうめは食いが悪い

鎌で刈った草は多少食べてくれるのに、草刈り機の草は口をつけない…。これは同じように悩んでいる人っている?

そこで、最近は「できるだけ刈りたての草」を与えるようにした。すると、少しずつですが食べてくれるように。今日も朝刈った草を試しにあげてみたら、勢いよくとはいきませんが、ちゃんと食べてくれました。小さな進歩にちょっと安心

ゴマシオは啜るように食べてくれる

干し草にする工夫

干し草づくりで大事なのは「種類を増やすこと」。
今の敷地にはイネ科の草が多いのですが、知り合いの土地にはマメ科やその他の植物もあるので、そこでも草を分けてもらいながら干し草を作ってみようかとも思っている。特にマメ科は大好物(あげすぎはよくないけど)

ヤギは同じ餌が続くと飽きてしまうこともあるので、干し草にもバリエーションを持たせるのがポイントなのかとまだ冬を経験していない私が言ってみる。

手作り干し草作成中

天日干しをした草は風通しの良いところにまとめて置いておけば、自然乾燥でしっかり保存でききるらしい。雨に濡れてしまうとカビが発生して危険なので、必ず屋根のある場所やブルーシートを活用して保管しないといけないのだとか。

干し草づくりはヤギとの暮らしの一歩

まだまだ試行錯誤中ですが、ヤギが少しずつ刈った草を食べてくれるようになったことは、大きな進展といえる。「冬のヤギ飼育は干し草が命」とも言われているかは定かではないけど、この時期から少しずつストックを作っていけば、安心して冬を迎えられるはず。

ヤギを飼い始めたばかりで、同じように「冬の餌ってどうするの?」と不安になっている方がいたら、ぜひ夏から秋にかけての草を利用して干し草づくりに挑戦してみてください。

小さな工夫と準備で、冬場のヤギたちの食生活もぐっと安心できるはず!

まとめ

  • 冬はヤギに青草がなくなるので「干し草」が必須
  • 草刈り機や鎌で草を刈り、天日干しして保存する
  • イネ科だけでなく、いろんな草を混ぜてバリエーションをつくると◎
  • 雨や湿気でカビないように管理することが大切
  • 充電器は2個あった方がよい

これから冬に向けて、干し草づくりを続けながら、ヤギとの暮らしをもっと楽しんでいきたいと思います。

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