我が家のSDGs:ほぼDIYで余った木材でキエーロを作ってみる

釣りが好きで、もっと釣りたい、いろんな魚を釣りたい!そんな気持ちだけ(勢いだけで)仕事を辞めて福岡から対馬に移住してきた夫婦です。
対馬で暮らしていくにあたって今まで住んでいたところは家賃が高かったので、もう少し安く住める場所へお引越し。引っ越し先は多少修繕が必要なお家なので貧乏夫婦がDIYをしながら新たな生活に向かい頑張っていく様子を書いていきます。
失敗することも多いだろうけど暖かい目で見守ってください。
キエーロとは
キエーロは、生ごみを分解して土に還す「土中式コンポスト」。電気や特別な資材を使わず、土の中の微生物の力を活用して生ごみを分解するので、環境に優しく、手間も少ないのが特徴。
キエーロの仕組み
- 木箱に土を入れる(プランタータイプもあり)
- 生ごみを優先(野菜くずや果物の皮など)
- 微生物が分解して自然に土に還る
キエーロのメリット
- 臭わない(土が消臭効果を持つ)
- 虫が発生しにくい
- 堆肥を作る手間が不要(生ごみが自然に分解される)
家庭で簡単にできるエコな生ごみ処理方法として、特に都市部のベランダや庭で人気があるキエーロを我が家にも設置しようと前々から考えていたのです
どうしてキエーロなのか
キエーロと同じような感じなのがコンポスト
生ごみを入れて堆肥にしちゃうやつね
ただ、コンポストだと虫が、、、一方キエーロは虫がわきにくい
コンポストは堆肥にしていく、ということは中身がどんどん増えていく?
一方キエーロは分解されちゃうので中身は増えないそうなのです。
特に堆肥が必要なわけではないので、キエーロにしようと思ったのです。
釣りをすると魚のゴミもすごく多くてその生ごみにいつも頭を悩ませていたのも一つの理由
キエーロの作り方
作り方とか偉そうに言っているけど、私たちがDIYで作った方法を紹介していきます。
キエーロの材料
- 木材
- ビス
- ポリカ
- 蝶番
- 塗料(防腐剤)
- 土
この中で今回購入したのは塗料と土と蝶番。土は黒土が良いらしいが対馬のホームセンターには黒土は売ってなかったので、別の安めの土にした(土はあまり栄養がないものがよいらしい)大きさによってはかなりの土が必要になる。私が作ったキエーロはなかなか大きなものなので土も大量に必要なため、庭の土と買った土を混ぜて使ってみることに
枠作成
まず、必要なのはキエーロの箱
底ありタイプと底なしタイプの2種類があり、私の場合は庭にそのまま設置するので底なしタイプを作っていく。
四隅に柱となる木材を置いて、外側に板を打ち付けていく、相じゃくりとかしとけば良かったのですが、荒板そのまま使用

蓋作成
キエーロには蓋が必要。
蓋というか雨が入りこまないようにする必要がある。サイズに合わせて根太を切って四角くくっ付けて、ポリカを留めるために真ん中にも一本板付けて。
ポリカを蓋の枠よりも大きめに切ってくっ付けたら蓋の完成です。
この蓋を蝶番を使って枠に設置
ちなみに蓋は風通しを良くするために、斜めに付け隙間が空くようにします。
塗装
塗装に使ったのは屋外用の塗料。防虫、防腐効果があるタイプこれを満遍なく塗っていく
土の上に直接木材を置いていくわけなので防腐効果があるものは必須なわけです。
買ったのはこのタイプ
油性のが良かったのかもだけど、水性タイプの方が扱いが楽なので水性タイプにした。ウォルナットを買ったのに塗ったらグレーに。。不安になりながらも塗り終わらせて乾いたらちゃんとウォルナットな色になったので一安心


肉体労働(土入れ)
キエーロの作成は旦那が行い。庭の土集めという肉体同労は何故か私が行っていた。
庭の表面にあるジャリを払いのけ、その下の土を掘って集めて入れる。
これがすごくきつくて大変だった。

買ってきた土と庭の土、一体全部で何リットルの土を入れたのだろうか。ちなみに買ったのは20リットル×2。もちろんそれだけでは全く足りない状態だった。
手作りキエーロ完成

私がヒーヒ―言いながら土を運び入れたキエーロに最後の仕上げを旦那氏がしてくれて何とか完成。この時私はご飯作ってました。
ポリカの蓋に、適当に採寸した木材、色塗ってくっ付けていくだけ
これで、特に夏場の生ごみに悩まされることなく生活していける! かも笑