マグロのナブラをお手軽に体験できる対馬の海
釣りが好きで、もっと釣りたい、いろんな魚を釣りたい!そんな気持ちだけ(勢いだけで)仕事を辞めて福岡から対馬に移住してきた夫婦です。
休みの日は、基本的に釣りに行き、天気がちょっと悪い時は釣りに行き、すごく天気が悪いけど、釣り欲が抑えられない時にはやっぱり釣りに行き、休みじゃない時で、元気が有り余ってる時は、夜釣りに行きます。よく使うアプリはウェザーニュースとタイドグラフです。
なんか、すごく釣りをしてるみたいな私たちですが、私の釣り歴は5年いかないくらい(対馬歴は3年目に突入)
トロの華
トロの華は、長崎県対馬市で養殖されている高品質なクロマグロのブランド名
生産地と特徴
トロの華は、対馬市美津島町で養殖されています。対馬の海域は潮の流れが速いため、マグロの肉質が鍛えられて身が締まるという特徴がある。対馬におけるマグロ養殖の成功事例は、長崎県のマグロ養殖業の発展に大きく貢献しており。現在、長崎県は日本一のマグロ養殖生産量を誇り、全国の約3割を占めている。
マグロ養殖:生産方法
- 対馬近海で500g~2kgのヨコワ(マグロの幼魚)を一本釣り(曳き縄)で捕獲
- 捕獲したヨコワを生簀で3~5年かけて育てる
- 出荷時には50~60kgほどの大きさまで成長させる
ブランド化と生産体制
トロの華は、2001年に商標登録されたブランド名です。「トロの華生産協業体」という6つの経営体からなる組織が生産を行っています。今回はこの中の一つの会社の船に乗せてもらってマグロに会いに行ってきた
商品特性
トロの華は、口の中でトロける食感と脂の甘さが特徴的といわれている。地元対馬でしか味わえなかった高品質なマグロを、より多くの人々に提供することを目指しているという名目であるけど、ほとんど対馬では流通しないのが現実。ただ、たまにスーパーで頭やカマ、アラが売られているのは生産地ならではって感じ。
養殖業への貢献
トロの華の成功は、長崎県のマグロ養殖業の発展に大きく貢献している。現在、長崎県は日本一のマグロ養殖生産量を誇り、全国の約3割を占めている。長崎県がそんなシェアを誇っているとは全然知らなかった。それに、九州ってそんなにマグロを食べないような気がするのは私だけだろうか、、、
美津島町のとある漁港から出発
集合場所はよく釣りにいく漁港、ここからマグロに会いに行く。ちなみに、別のマグロ養殖事業者のとこを見せてもらったことあるけど、餌やりの時間ではなかったためマグロの影を眺めるだけだった。その時は船が近づくとマグロがザワザワしだしてすごく面白かった!
今回は餌ヤリ目的なので、ボートにサバやらイワシやらの魚を積んで養殖場所へ出船!
いけす到着
いけすに到着したら、持ってきたエサを投げ入れる
エサを投げ入れる前からマグロたちはザワザワしだすんだけど、投げ入れたら始まるナブラ祭り
この生け簀はそんなに大きな子達がはいっていない生け簀。それでもけっこう激しくなぶってる!これが海で遭遇したらと考えると涎でる。
これは脱走できるわな。
たまに、○○漁港にマグロがいたとか聞くけど、こういう感じで網を越えて行っちゃう子達がいるんだろうな。
ここの魚は食い気があるだのないだの聞くけど、それって本当にそうだと思う。ある程度エサを与えるとスンって静かになる。あんなにガッツいてたのにお腹いっぱいになると見向きもしなくなるのを実際に見ることができてすごく面白かった
マグロの餌やりの別の楽しみ方
マグロの餌やりをする時の副産物に他の魚も寄ってくる。友達家族と一緒にいって、子ども達が餌やりを楽しんでいる間に、大人たちは釣りを楽しむ。マグロがいる生け簀も騒がしいが、船のしたも色んな魚で騒がしくなる。サビキ付けるだけで、それなりに良い型のアジが入れ食いとなるのも楽しかった。
今回の学び
- 対馬ではマグロ養殖がされている
- 長崎のマグロ養殖は対馬がけん引してるとか
- 生け簀の周りには魚が溜まってる
- 生け簀に仕掛けを入れたくなる衝動は必ず抑え込む
- 魚の食い気というものは本当にある
- さすがにマグロはもらえない